以下は、留学生がスピーチのために書いた文章である。
紅葉の異変
サリムソフィア
私は日本の秋の景色が好きです。秋になって紅葉が始まり、緑だった葉が黄色やオレンジ、赤に変わると、とてもきれいです。秋の紅葉は、日本の四季の「変化を感じさせてくれるものです。
【48】ですが、先日テレビで、紅葉がピークを迎える時期が年々遅くなっているというニュースを見ました。中には、1月になってからピークを迎えたところもあるそうで、驚きました。温暖化によって平均気温が上昇していることが大きな原因だそうです。私は、 夏が過ぎて気温が下がってくれば、必ず紅葉が始まると思っていました。【49】、そうではありませんでした。紅葉には、条件となる気温の変化がありました。
葉の変色が始まるのは、1日の最低気温が大体8度以下になってからです。秋になっても、最低気温が一定の気温まで下がらなければ、紅葉は【50】。その後、さらに寒くなり、5~6度まで下がると、紅葉は一気に進みます。また、5度以下の日が続くと、最も美しい紅葉が見られるといわれています。
紅葉に起きている異変を知り、このまま温暖化が進むと、日本の秋の景色が変わってしまう可能性もあるのではないかと思いました。もしかしたら、紅葉自体が見られなくなる日も来るかもしれません。紅葉を通して、温暖化が身近な問題であることをより強く【51】。
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